寺園「スローガンである『HARD WORK』は、まさに自身が体現できること」
レバンガ北海道は7月19日、2023-24シーズンのキャプテンに寺園脩斗と関野剛平、オフコートキャプテンに中野司が就任したことを発表した。
寺園は172cm71kgのポイントガード。キャリアをスタートさせた三遠ネオフェニックスで3シーズンプレーし、昨シーズンから北海道に加入した。移籍1年目ながら55試合中52試合で先発を務めるなど、チームの主力に定着。今シーズンもスピードを生かしたアタックなど持ち味を発揮し、60試合中24試合で先発を務め、平均19.43分のプレータイムで7.4得点、3.5アシスト、フリースロー成功率84.9%を記録した。加入初年度より2シーズン連続で副キャプテンを務め、新シーズンは北海道で初となるキャプテンを務める。
寺園はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「プロのチームでキャプテンを務めることはプレッシャーもありますし、自分自身も結果も残さないといけないので難しい役割だと感じていましたが、これまで2シーズン、橋本竜馬選手と共にプレーして、その橋本選手ともキャプテンという役割について話をしましたし、小野寺ヘッドコーチからお話をいただいて、引き受けることにしました。自分には自分なりのキャプテンシーがあると思いますし、今季のスローガンである『HARD WORK』は、まさに自身が体現できることだと思っています。率先してみんなにその姿を見せて引っ張っていきたいと思っています。そして、誰がキャプテンかということは関係なく、チーム全員がリーダーシップを持って、チーム全員で戦っていきます。新シーズンも応援よろしくお願いします」
関野は183cm80kgのシューティングガード兼スモールフォワード。Bリーグ1年目の2016-17シーズン途中に東海大から特別指定選手で北海道に加入すると、メキメキと頭角を現してベテランの多いチームに活力を注入する存在となった。その後、2019-20シーズンにサンロッカーズ渋谷へ移籍し、4シーズンプレー。2023-24シーズンより再び北海道で再スタートを切る。攻守にエネルギッシュなプレーを見せるハードワーカーで今シーズンは59試合中30試合で先発を務め、平均プレータイム15.4分、3.5得点、1.1アシスト、1.3リバウンドを記録した。北海道の一員として戦う2023-24シーズンは、寺園と2人体制で自身初のキャプテンを務める。
オフコートキャプテンに就任した中野は185cm84kgのシューティングガード兼スモールフォワード。2019年2月に特別指定選手として北海道へ加入すると、学生時代からの武器である3ポイントシュートに磨きをかけ、生え抜きのシューターとして成長。特別指定選手として加入したシーズンを含め2023-24シーズンで在籍6年目を迎えることになる。今シーズンは56試合中34試合で先発を務め、平均18.3分のプレータイムで7.2得点、1.0アシスト、3ポイントシュート成功率35.1%を記録した。