盤石の強さを見せた岐阜女子、大阪薫英女学院を破り2度目のウインターカップ制覇

2018/12/28
プレーヤー
3452

岐阜女子

文=鈴木健一郎 写真=鈴木栄一

攻守に安定したパフォーマンスで、付け入る隙を与えず

12月28日、ウインターカップの女子決勝が武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた。

27年連続27回出場の岐阜女子と2年ぶり31回目出場の大阪薫英女学院による名門同士のファイナルは、高さと強さを生かして終始リードを保った岐阜女子が92-74で勝利した。

立ち上がりから岐阜女子はハディ・ダフェのインサイドへの合わせを中心に、池田沙紀のベースラインを破るドライブなどを組み合わせて快調に得点を重ねる。対する大阪薫英はアウトサイド中心。テンポ良くボールを動かして、ミドルレンジからのジャンプシュート、3ポイントシュートで対抗する。

それでもインサイドにハディだけでなくイベ・エスターチカンソと2人の留学生プレーヤーを擁する岐阜女子が、この2人のローテーション起用でプレーの強度を保つ。大黒柱のハディがタイムシェアしながらもハイペースで得点を重ねただけでなく、1年生のイベも思い切りの良いアタックを披露。ハディの31得点は想定内だったとしても、このイベにフィールドゴール8本中5本、11得点を奪われたのが大阪薫英にとっての誤算だった。

48-36で迎えた後半、大阪薫英はビハインドを挽回すべく前から激しいプレッシャーを掛けるが、池田と木下七美のバックコート陣がこの圧力に動じることなくボールを運ぶ。逆にインサイドの守備が甘くなったのを見逃さずにハディへとボールを預け、ゴール下の1on1でリードを広げた。大阪薫英はあの手この手で崩そうと試みるも、岐阜女子の安定したバスケットは揺らがない。最終クォーターも危なげなく試合を進め、優勝を決めた。

3年前に続く2度目のウインターカップ制覇。安江満夫コーチは「これまで支えてくれた方々に恩返しができて良かったです」と涙した。

なお、3位決定戦では昭和学院が県立津幡に逆転勝ちを収めて3位となっている。また大会ベスト5は池田沙紀とハディ・ダフェ(岐阜女子)、清水咲来(大阪薫英)、星杏璃(昭和学院)、中道玲夏(県立津幡)が選ばれた。