2023-24シーズンの競技成績で所属ディビジョンが決定
一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)は7月6日、2024-25シーズンから2ディビジョン制の採用を含めた新体制を発表した。
2ディビジョン制の採用の狙いは大きく2つ。1つはより公平なレギュレーションにおいて、競技レベルの近いチーム同士による好ゲームが常に繰り広げられる「質の高いトップリーグ」を目指すこと。もう一つはディビジョンという段階を設定することにより参入への門戸を広げ「将来に向けての拡大が期待できるトップリーグ」を目指すことだ。
リーグ名(仮称)は、1部が「Wリーグプレミア」で、2部が「Wリーグフューチャー」に。2023-24レギュラーシーズンは昨シーズンと同様に14チームによる2回戦総当たりで開催され、その競技成績で2024-25シーズンの所属ディビジョンが決定する。
Wリーグプレミアのレギュラーシーズンは全8チームによる4回戦総当たりで、1チームが28試合を戦い、上位4チームがプレーオフに進出する。プレーオフはセミファイナルが2戦先勝、ファイナルが3戦先勝方式で開催される。レギュラーシーズン7位チームがWリーグフューチャー2位チームとの入替戦に回り、同8位チームは自動降格となる。
Wリーグフューチャーのレギュラーシーズンは全6チームによる5回戦総当たりで1チーム25試合を戦う。レギュラーシーズン1位チームが自動昇格となり、同2位チームが入替戦に出場する。
また、海外リーグとの連携強化やチーム保有企業リソースのリーグ還元への具体的なアクションも発表した。