レブロン・ジェームズ

写真=Getty Images

左の鼠蹊部を負傷、今日MRI検査が行われる予定

12月25日にオラクル・アリーナで行われたウォリアーズとのクリスマスゲームで負傷交代したレイカーズのレブロン・ジェームズが、127-101で勝利した試合後、ケガの状態について語った。

レブロンは、第3クォーター序盤にルーズボールに飛び込んだ際に左の鼠蹊部を負傷。痛みがおさまらず、その後はプレーしなかった。試合後の取材に応じたレブロンは「筋肉を痛めずに済んだのは幸いだった」とコメント。

「ケガについてはそこまで心配していない。自力で歩いてコートから降りられたしね。何かが破裂するような感じがあり、少しストレッチしたら痛みがおさまるかと思ったけどダメだった」

レブロンは、明日MRI検査を受ける予定で、すぐにリハビリを開始する予定とのこと。27日のキングス戦に出場できるかどうかは、この検査の結果次第になる。

レブロンはケガに強い選手として知られ、多少の痛みを抱えたままプレーしたことも少なくない。昨シーズンのNBAファイナルでは、オーバータイムの末に敗れた第1戦終了後に、接戦を落とした苛立ちからロッカールームのホワイトボードを殴打して右手を骨折したが、その後も強行出場し続けた。

今回はコメントと表情を見る限り、重傷ではなさそうだが、再発だけは避けたい。幸い、チームは王者を相手にレブロン抜きで勝利を収めたばかりで、同試合で活躍したカイル・クーズマ(19得点)、イビツァ・ズバッツ(18得点11リバウンド)、ブランドン・イングラム(14得点)、ジョシュ・ハート(12得点)ら若手のモチベーションも上がっているに違いない。ここは無理をせず、ヤング・レイカーズに任せてみるのも、彼らの成長に繋がるのではないだろうか。

まずは明日の検査結果、レブロン本人の感触、そして指揮官ルーク・ウォルトンの判断を待ちたい。