チームスタッフから選手登録された異例のキャリアの持ち主

シーホース三河が6月28日、アンソニー・ローレンスⅡとの契約満了を発表した。

アメリカ出身、現在26歳のローレンスⅡは、201cm100kgのスモールフォワード。マイアミ大学でプレー後、NBAGリーグのノーザンアリゾナ・サンズとフォートウェイン・マッドアンツでのプレー経験を持つ。2021年9月にチームスタッフとして三河に加入すると、外国籍選手が相次いでインジュアリーリスト入りしたのを機に2022年2月に選手として登録され、平均29.1分のプレータイムで19.2得点、5.9リバウンド、3.5アシストを記録するなど、エース級の活躍を見せた。今シーズンは29試合中11試合で先発を務め、平均22.5分のプレータイムで10.2得点、5.4リバウンド、2.7アシスト、1.5スティール、0.7ブロックを記録した。

ローレンスⅡはクラブを通して次のようにコメントしている。「シーホース三河には2シーズンもの間、お世話になりました。クラブは私に日本のバスケットボールと文化を教えてくれました。クラブには本当に感謝していますし、もちろん素晴らしいファンの皆さんにも感謝しています。将来、また皆さんに会えることを願っています。ありがとうございました! 」