県民待望の復帰に期待

秋田ノーザンハピネッツが6月28日、田口成浩、長谷川暢との契約継続を発表した。

田口は184cm86kgのシューティングガード。2012年に地元秋田に加入し、秋田一筋のキャリアを送っていた。学生時代に目立った実績を残したわけではなかったが努力を重ねてエースへと成長し『チームの顔』となりキャプテンも務めた。2018-19シーズンに千葉ジェッツに移籍し3シーズンを過ごし、リーグ優勝を経験。2021-22シーズンに秋田へ復帰したが、左膝前十字靭帯断裂、大腿骨骨挫傷の大ケガでコートを離れることに。今シーズンは22試合に出場し平均プレータイム19.04分で12.3得点、2.0リバウンド、1.5アシスト、3ポイントシュート成功率42.9%を記録。スタッツには出ないハードなディフェンスやルーズボールなどの泥臭いプレーもこなし、チームに勢いを与えられる選手だ。来シーズンは県民待望の復帰を果たし会心の『おいさー』が何度も聞けることに期待したい。

田口はクラブを通して「皆さんお元気ですか? 手術してから約半年が経ちましたが経過は絶好調です! 調子に乗らないように心掛けるのが大変です。。笑 あっという間に開幕を迎えると思いますが、この大怪我からのオフシーズンの過ごし方や、メンタルの作り方など初めて尽くしの経験をしてます! パワーアップして復帰する事をイメージして日々過ごしてます!! 声出しが解禁されてからまだ皆様の前でバスケットが出来てないので早く味わいたいです! コートで会える事を本当に楽しみにしてます! 是非一緒に大声で『おいさー! 』しましょう!! 来シーズンも是非よろしくお願いします! おいさー! 」と挨拶し、次の意気込みを語っている。