写真=Getty Images

「NBA最高のセンターになれる……俺の引退後にね」

2016-17シーズンの新人王候補筆頭の一人、セブンティシクサーズのジョエル・エンビードを称賛するは後を絶たないが、実際に試合でマッチアップした現役最強センターの一人、キングスのデマーカス・カズンズも『オレ流』の言い回しでルーキーを称えている。

キングスが102-100でシクサーズとの接戦をものにし今シーズン初の4連勝を記録した12月26日のシクサーズ戦後、カズンズはコート上でのインタビューに応じ、エンビードとのマッチアップについて聞かれると、「良い選手だね、気に入ったよ」とコメント。「自分はあまり他の選手を褒めないけれど」と前置きした上で、こう続けた。

「アイツはNBAベストのセンターになれるポテンシャルを秘めていると思う……俺が引退した後にね」

後日、このコメントを聞いたエンビードは、『CSNPhilly.com』に対し、「面白いコメントだけど、リーグでベストセンターになるのに、彼の引退を待つつもりはないよ」と答えた。

同試合中には、お互いのプレーを認め合った両者が、互いに尻を叩き合うシーンも見られた。

ケガで2年を棒に振り、ようやく1年目のシーズンを送れている大型選手がカズンズの好敵手となれるか、今後の成長、そしてマッチアップにも注目だ。