攻守で圧倒し前半で21点差をつける完勝
Bリーグチャンピオンシップセミファイナル、千葉ジェッツvsアルバルク東京の第2戦。
追い詰められたA東京はいきなりゾーンを敷き、ターンオーバーを誘発するなど千葉Jのリズムを崩すことに成功する。だが、素早いパス回しに加え、全員が積極的に3ポイントシュートを打ってくる千葉Jのオフェンスを止められず、いきなり6本もの長距離砲を許してしまった。また、オフェンスでは千葉Jのフィジカルなディフェンスを振り払うためのアクションがことごとくオフェンスファウルとなるなど得点が伸び悩み、16-27で第1クォーターを終えた。
第2クォーターに入っても千葉Jのペースが続く。インサイドアタックを許しても、ヴィック・ローやジョン・ムーニーがブロックショットで失点を防ぎ、鉄壁のディフェンスから気持ち良くオフェンスを展開していく。第1クォーターと同様に3ポイントシュートを沈めていき、残り6分11秒にはギャビン・エドワーズがセカンドチャンスからフリースローを沈めて早くも点差を20の大台に乗せた。
反撃したいA東京は安藤周人や小酒部泰暉が長距離砲を射抜くが単発となってしまい点差を縮められず、29-50で試合を折り返した。その後も千葉Jが大量リードをキープしていく。ジョン・ムーニーのプットバックダンクで第3クォーターを締め、26点差で最終クォーターを迎えた千葉Jは最後までA東京に反撃のきっかけを作らせず、93-62の完勝を収めた。
連勝を収めた千葉Jは琉球ゴールデンキングスとファイナルを戦うことに。