ウインターカップ2022

AIを利用し、骨格解析やフォームのチェックも可能

日本バスケットボール協会(JBA)は、ソフトバンク株式会社が提供するスポーツ練習アプリ『AI スマートコーチ』に、フィジカルトレーニング動画を限定公開することを発表した。

『AI スマートコーチ』とは、昨年の3月31日からソフトバンクが提供開始したもので、筑波大学と産学連携し、学校スポーツやアマチュアアスリートに向けて開発されたサービス。『学ぶ』、『比較する』、『記録する』機能を有し、 AIによる骨格解析やマーカー機能によるフォームのチェックや改善など、スポーツ技術の向上をサポートする。今回公開するコンテンツは、日本代表コーチングスタッフでもあるJBA技術委員会スポーツパフォーマンス部会の佐藤晃一部会長監修の下、次世代の育成も視野に、正しい身体の使い方やトレーニング方法を動画化したものとなっている。

コンテンツ作成に携わった佐藤会長は、次のように話している。「まずはお手本を見てやってみる。そして自分の動きややり方と比較し、どこが違うのかなどを考えながら取り組んでいただければと思います。うまくできない場合のヒントや難易度を下げる方法、逆に簡単にできてしまう場合の負荷の上げ方などを動画で解説しました。ぜひ皆様のスポーツ活動の参考にしてみてください」

また、JBAの三屋裕子会長は「各カテゴリーの日本代表選手やエリートキャンプなど、限られた対象・機会にしかお伝えできていなかったものです。この公開を機に、ぜひ多くの方に知っていただき、実践していただけるとうれしく思います」と、コメントを発表している。

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