ジョゼ・ネト

写真=レバンガ北海道

開幕からわずか2カ月、予想外の早期退任

レバンガ北海道は今日、ジョゼ・ネトのヘッドコーチ退任を発表した。後任は昨シーズン途中よりアドバイザリーコーチを務める内海知秀。

ネトは2012年からブラジルリーグ4連覇を達成しており、ブラジル代表監督として2度のオリンピック、3度のワールドカップを戦った指揮官。今シーズンから北海道の指揮を執り、「ハードワークにコミットして結果を出す、40分間ハッスルして勝つチームを作る」と抱負を語っていたが、開幕からわずか2カ月、予想外の早期退任となった。ここまでのリーグ成績は4勝15敗。

後任となる内海知秀は女子日本代表のヘッドコーチを長く務め、2016年のリオ五輪ではベスト8進出を果たしている。五輪を終えて代表ヘッドコーチを退任した後は札幌大の客員教授として男女のバスケットボール部を指導していたが、昨年10月より北海道のアドバイザリーコーチとなっていた。

ネトの退任は双方合意によるものと発表されている。ネトとともにストレングスコーチのディエゴ・ファルカオも退団する。北海道は明日、内海新ヘッドコーチの就任会見を行う。