スコラ、ガソルとともに日本開催のワールドカップを盛り上げる

NBAオールスターに10度選出されたアメリカのスーパースター、カーメロ・アンソニーがバスケットボールワールドカップ2023のグローバルアンバサダーに任命された。

すでにグローバルアンバサダー就任が発表されているルイス・スコラ、パウ・ガソルとともにプロモーション活動に参加し大会を盛り上げることになったカーメロは「これまで世界の大舞台で誇りを持ってアメリカ代表としてプレーしてきましたが、ワールドカップはバスケットボールの世界大会の中でも最も勝つことが難しい大会です」と言う。

「個性、才能、そして素晴らしいケミストリーを完璧なバランスで発揮しなければいけません。今年のワールドカップですべてのプレーヤーを応援し、世界中でバスケットボールが盛り上がることを楽しみにしています」

カーメロはオリンピックで3度優勝し、NBA75周年記念チームに選ばれ、NBAの歴代得点ランキングのトップ10に入るなど、輝かしいキャリアを築いてきた。日本で行われたワールドカップ2006では平均19.9得点を挙げスコアラーとして活躍。大会中唯一の敗北となった準決勝のギリシャ戦でも27得点を挙げ、アメリカを3位へ導き、オールスターファイブにも選出された。

2004年、20歳ながらアテネオリンピックで衝撃的なデビューを飾り、2006年にワールドカップでプレー、2007年のFIBAアメリカップで優勝したカーメロは、その長いキャリアと高い得点能力、強いリーダーシップで、アメリカのみならず世界的に伝説的な存在となっている。なお、カーメロは2月24日にマニラで開催される、ワールドカップ予選Window6フィリピンvsレバノンを観戦し、大会を盛り上げる予定だ。