積極性を見せ、3試合ぶりとなる2桁得点超え
現地2月7日、八村塁が所属するレイカーズはホームでサンダーと対戦した。
5試合連続で先発出場した八村は、レブロン・ジェームズからアンソニー・デイビスを経由したパスをゴール下で受けると、豪快なダンクで初得点をマーク。また、戻りの早いサンダーのディフェンスに一人でプッシュしてファウルを誘発させる積極性も見せて、フリースローでさらに加点する。レイカーズは、NBA歴代最多得点まで36得点だったレブロンが前半だけで20得点を挙げるなどオフェンスで流れを引き寄せようとするも、サンダーに3ポイントシュートを21本中12本と高確率で決められてしまい、10点ビハインドで試合を折り返す。
前半は序盤に挙げた4得点に留まった八村は、3ポイントシュートを連発したレブロンにディフェンスが集まる中、開始6分に得意のミドルシュートを決めてサンダーの守備を脅かす。その後、八村の得点は続かなかったものの、レブロンの歴代記録を更新するミドルシュートも決まって、レイカーズは5点までビハインドを縮めて最終クォーターへ突入した。
第4クォーターも続けて出場した八村は、点差が変わらない膠着状態の中、相手にチェックされながらも得意のミドルシュートを沈めると、クォーター開始2分半には、ラッセル・ウエストブルックのキックアウトからフィジカルを生かしたドライブを仕掛けて同点弾を決める。しかし、アイザイア・ジョーの3ポイントシュート2本を含む12-0のランを直後に食らい、再びビハインドは2桁に。レイカーズは残り7分に決めた八村の3ポイントシュートやウエストブルックの鋭いドライブからの得点などで最後まで粘り続けるも、あと一歩届かず130-133で敗れた。
八村は26分の出場で、14得点6リバウンドを記録。3試合ぶりとなる2桁得点をマークし、ゲームハイの38得点を挙げたレブロン、27得点のウエストブルックに次いでチームで3番目に多い得点となった。