岡崎GM「広島のディフェンスやオフェンスの早い展開にもマッチする人材だと確信」
広島ドラゴンフライズがカイソットとの契約合意を発表した。
フィリピン出身、現在20歳のソットは220cm105kgのセンター。オーストラリアのアデレード36ersでプロキャリアをスタートさせると、今シーズンは27試合に出場し平均12.8分のプレータイムで6.8得点、4.5リバウンド、0.8ブロックを記録した。世代別を含めたフィリピン代表にも選出され、ワールドカップ2023アジア地区予選では平均13.0得点、10.5リバウンドを記録と、同国の大黒柱として活躍している。
ソットはクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「広島ドラゴンフライズでのプレーを楽しみにしています。 Bリーグ優勝を目指すドラゴンフライズのシーズンが素晴らしいものになるよう、全力を尽くしたいと思います。この機会を与えてくれた社長とGMに感謝しています。 チームメイト、スタッフ、そしてもちろんファンに会えるのを楽しみにしています」
また、岡崎修司GMは以下のようにソットのプレースタイルについて言及している。「カイソット選手は、身長220cmの圧倒的な高さを活かしたペイントエリアでの得点とリバウンドが最大の魅力になります。また、非常にバスケットボールIQが高く、俊敏な動きもできるうえ、ランニングプレーも得意なことから、広島のディフェンスやオフェンスの早い展開にもマッチする人材だと確信しております。20歳と非常に若いですが、そのポテンシャルから『フィリピンの至宝』と呼ばれ、母国の代表選手にも選出されております。2月までプレーをしていたオーストラリアリーグでは、リーグMVPを受賞したこともあり、名実ともに一流のプレイヤーです。また日本の八村塁選手や渡邊雄太選手に続くアジア人NBA選手となる可能性も高いため、彼への期待は高く、世界からも注目を集める選手になります」