ジェイソン・テイタム

「僕は全試合に出場して、いつもプレーしていたい」

ティップオフから3分半で10点差、それが開始6分で20点差になり、10分で30点差になった。第1クォーターを終えた時点て46-16、ネッツの士気はもう折れかかっていた。その後もすべてのクォーターでセルティックスが上回り、139-96という大差が付いた。

セルティックスは今シーズン開幕からリーグトップを快走しているが、マジック、ヒート、ニックスに3連敗を喫し、先のレイカーズ戦では疑惑の判定に助けられる形で辛うじて勝利と、すっきりしたゲームができずにいた。その鬱憤をすべて晴らすかのようなパフォーマンスだった。

31得点9リバウンドのジェイソン・テイタムと26得点のジェイレン・ブラウンがプレーしなかった第4クォーターにも勢いは落ちず、点差は43点まで開いた。

エースの仕事を全うしたテイタムは、試合後にこう語る。「シュートがよく決まってくれたけど、それ以上にゲームプランを忠実に遂行できたのが良かった。試合が始まった瞬間から僕らは完璧に集中していた。序盤のリードは失うことが多いけど、リラックスしすぎずに、誰がコートに立っていてもプレーの強度を落とさなかった」

前回のレイカーズ戦から中3日、シーズン中にこれほどまとまった試合間隔があることはほとんどない。疲労が抜け、精神的にもリフレッシュできたことで、『完璧』とも言うべきパフォーマンスを見せることができた。ただ、これはレアケースで、ここからまた厳しい戦いが続く。

テイタムは平均37.5分、ブラウンは36.0分のプレータイムで、ほとんど休まずプレーしている。先の3連敗では4日で3試合を戦うスケジュールで、ニックス戦とレイカーズ戦は2試合連続のオーバータイムとなった。今後、負担の大きい彼らがこの過密日程をどう乗り切るかがセルティックスの大きなカギとなる。

「でも、昨シーズンのNBAファイナルが終わってからずっと、僕らは精神的にも身体的にもどう準備すべきかをたくさん話してきた。高いレベルでプレーし続けるために、休養の取り方だったり食生活だったりを工夫している」とテイタムは言う。

「それに、36分とか37分とかプレーするのは僕がそれを望むからなんだ。僕はこのゲームが大好きだからね。僕は全試合に出場して、いつもプレーしていたい。昨シーズンのこの時期はいろいろ問題を抱えながらプレーしていたけど、今はそれを比べるとコンディションがすごく良いんだ」

「まだまだ道のりは長いだろうけど、最初の頃と比べると驚くほど前進している。ただ、まだ先は長い。優勝しないと終わらないんだ」