
ここまで平均20.7得点、オールスターのリザーブ選出の可能性も
現地2月17日、NBAオールスターゲームの前日にライジングスターズが行われる。NBA1年目の選手と2年目の選手に出場資格のあるこの試合は、昨年大会からフォーマットが変わり、1年目の選手が11名、2年目の選手が10名、Gリーグから7名が選ばれ、4チームでのミニトーナメントで優勝を争うことになった。昨年はリック・バリー率いるチームバリーが優勝し、2021年のNBAドラフト全体1位指名選手のケイド・カニングハムがMVPに輝いた。
昨年のNBAドラフトで全体1位指名を受けたマジックのパオロ・バンケロは、今回のライジングスターズで主役を務めることが期待される。バンケロは、ライジングスターズ選出を受けて「オールスター・ウィークエンドに参加できるのは光栄だ。それがライジングスターズであれ、オールスターのリザーブであれ、光栄だよ」と語る。
オールスターのリザーブ、とバンケロが言うのは、ここまで20.7得点、6.4リバウンド、3.7アシストと素晴らしいルーキーシーズンを送っていることで、ライジングスターズを飛び越えてオールスターのリザーブに選出される可能性があるからだ。
マジックのヘッドコーチ、ジャマール・モズリーは「パオロは自分自身を信じ、継続的に成長している。オールスターの経験は彼にとって素晴らしいものになるだろう」とコメントしている。
今回のライジングスターズでは、パウ・ガソル、ジョアキム・ノア、デロン・ウィリアムズがコーチとして参加21選手をドラフトして7選手のチームを作る。Gリーグチームはジェイソン・テリーが率いる。
ルーキー(1年目)
 パオロ・バンケロ(マジック)
 ジェイレン・デューレン(ピストンズ)
 AJ・グリフィン(ホークス)
 ジェイデン・アイビー(ピストンズ)
 ウォーカー・ケスラー(ジャズ)
 ベネディクト・マサリン(ペイサーズ)
 キーガン・マレー(キングス)
 アンドリュー・ネムハード(ペイサーズ)
 ジャバリ・スミスJr.(ロケッツ)
 ジェレミー・ソーハン(スパーズ)
 ジェイレン・ウィリアムズ(サンダー)
ソフォモア(2年目)
 ホセ・アルバラード(ペリカンズ)
 スコッティ・バーンズ(ラプターズ)
 ジョシュ・ギディー(サンダー)
 ジェイレン・グリーン(ロケッツ)
 クエンティン・グライムズ(ニックス)
 ボーンズ・ハイランド(ナゲッツ)
 エバン・モーブリー(キャバリアーズ)
 トレイ・マーフィー三世(ペリカンズ)
 アルペラン・シェングン(ロケッツ)
 フランツ・バグナー(マジック)
Gリーグ
 シディ・シソコ(イグナイト)
 スクート・ヘンダーソン(イグナイト)
 モハベ・キング(イグナイト)
 レナード・ミラー(イグナイト)
 ケネス・ロフトンJr.(ハッスル)
 マック・マクラング(ブルーコーツ)
 スコッティ・ピッペンJr.(サウスベイ・レイカーズ)