カイル・コーバー

写真=Getty Images

3ポイントシュート改善を狙うジャズと思惑が合致

若返りを図る方針に転換したキャバリアーズが、カイル・コーバーをジャズにトレードすると『ESPN』が伝えた。キャブズはジャズからアレック・バークス、そして将来的なドラフト2巡目指名権2枠を獲得する予定だという。

ジャズは開幕から3ポイントシュートの精度が上がらず、ここまでリーグ29位の成功率(31.9%)に低迷している。コーバーはリーグ屈指のアウトサイドシューターとして知られ、歴代4位となる通算3ポイントシュート成功数(2238)を記録している大ベテランだ。今シーズンはキャブズで16試合に出場し、平均6.8得点、1.8リバウンド、1.1アシスト、フィールドゴール成功率46.1%、3ポイントシュート成功率46.3%を記録するなど、37歳の今もその技量に衰えは見られない。

ジャズではドリブルからの得点を武器とするスラッシャー型のドノバン・ミッチェルがペイント内に攻め入り、アウトサイドで張っているコーバーがオープンな状態で3ポイントシュートを放つ姿が想像できる。コーバーにとってジャズは古巣で、2007年から10年まで所属した。

キャブズがバークスを獲得した理由は、今後のトレードの駒として使うためだろう。バークスの契約は今シーズン終了後に満了するため、来オフにキャップスペースに空きを作りたいチームにとっては格好の存在だ。数年先を見越したチーム作りに着手したキャブズであれば、今回と同様に、将来的なドラフト指名権と交換で、来年2月のトレードデッドラインまでにバークスを放出する計画を立てている可能性が高い。

先日キャブズは、2016年の優勝メンバーであるJR・スミスが今後チームと行動をともにしないことを発表したばかりで、近日中にスミスもトレードされるか、契約バイアウトを成立させる見通しだ。

キャブズは4勝15敗と東の最下位。それでも再建に向け、本格的に動き始めた。