[ウインターカップ・プレビュー]vol.18 桜花学園(愛知)馬瓜ステファニー&梅沢樹奈&山本麻衣「みんな笑顔で帰りたい」

2016/12/22
プレーヤー
440

文・写真=松原真

去年の負けを経験したことによって気づけたこともある

──いよいよウインターカップです。昨年は準優勝に終わりましたが、敗れた決勝戦を振り返っていただけますか。

馬瓜 私は自分の責任で負けたと今でも思っています。二度と同じ過ちは繰り返さないように今年は頑張りたいと思います。
梅沢 言い方は悪いんですけど、それを経験したことによって気づけたこともあって。気持ち的には勝つのと負けるのではすごく違います。良い経験にすると言ったらおかしいんですけど、その経験を生かして今年は絶対負けないよう頑張ります。
山本 前半はリードしていたんですけど、最後に詰めの甘さで負けてしまって。今年はそういう対策を練習中からしっかりやっているので、今度は優勝したいです。

──3人ともU-18日本代表としてアジアを戦っています。代表から戻って来て、やっているバスケの違いにギャップを感じることはありませんでしたか?

馬瓜 感覚的にはあまり変わっていないです。やっぱりジャパンになると、多くのチームからそれぞれエースが来るので、よそよそしいわけじゃないですけど、譲り合うことが多いんです。でも、こっちに帰ってきたらみんな積極的になります。
梅沢 ギャップは感じないですね。
山本 世界の選手は大きいので、シュートの打ち方とかは工夫してできるようになったかなと思います。
梅沢 海外の選手は大きいので、上からリバウンドを取られたりします。今までボックスアウトってあまり考えたことがなかったので。そういう意識はつきました。なので日本の選手も海外の選手だと思ってプレーしようと思います。
馬瓜 私もほとんど一緒です。国際試合の相手は大きいしパワーがあります。そのパワーに負けてもディフェンスのファウルにはならないし、自分もシュートにいけないし、となるので。
山本 手が長いですよね。
馬瓜 それそれ。
梅沢 本当に。

──3年生にとっては最後のウィンターカップになりますが、意気込みを聞かせてください。

馬瓜 去年は3年生に笑って終わってほしかったんですけど、それをさせてあげられませんでした。自分たちの代はみんなしっかり笑って終わってほしいです。それも応援してくれてる人たちへの感謝の返し方の一つだと思うので。しっかり勝って、みんなで笑って帰りたいです。
梅沢 最後なので絶対に去年みたいな悔しい思いはしたくないし、自分としてもあんまりプレーで発揮できてない部分もあるので、悔いのないように最後を終わらせたらいいなと思います。

岐阜女子へのリベンジはあの舞台でしかできない

──今年のチームの特徴を教えてください。

馬瓜 ディフェンスからのブレイクで、どこからでも点が取れるチームだと思います。
梅沢 フォーメーションもどこの高校よりも複雑でたくさんあって、それにスピードが加わります。どこからでも攻められると思います。
山本 ディフェンスから速攻のチームなので、私も速攻を意識してやっています。

──毎年、東京体育館いっぱいに観客が入ります。それぞれ「自分のここを見てほしい」というプレーを教えてください。

馬瓜 自分はドライブが得意なので、ドライブでどんどん点を取りに行くプレーです。マッチアップする相手より点を取れるようにしたいです。
梅沢 この身長を生かしてリバウンドを絶対に取ることと、パワーも誰にも負けないようにしっかり、センターらしくプレーします。
山本 自分はスピードが武器なので、相手のディフェンスをかき回すこと。あとは今いろんなドリブルの技を練習してるので、それをウィンターカップで発揮できたらいいなと思っています。

──東京オリンピック世代です。オリンピックはどのように意識していますか?

馬瓜 東京だとリオ五輪に出た選手がまだ結構残っていると思うので、そういう選手に負けないように自分も今から頑張っていかなければいけないと思っています。
梅沢 目標にはしているんですけど、まず目の前のことをしっかりクリアできるように頑張っています。
山本 目標にはしています。やっぱり自分は身長が低いので、武器をもっとつけなきゃいけないと思っています。

──それでは最後にあらためて、ウィンターカップに向けた意気込みを教えてください。

梅沢 しっかり自分のやるべきことをやって、アジアの大会で学んだことを生かしてコートで発揮できるように。そして笑って終われるように頑張ります。
山本 去年の負けから苦しい練習をこなしてきました。岐阜女子へのリベンジはあの舞台でしかできないので、それをしっかり果たして、3年生に笑って終わってもらえるようにします。
馬瓜 去年負けたことは誰も忘れていません。この経験は桜花学園にいてあまりできるものでもないと思います。勝つのが当たり前と言われているけど勝つことはすごく難しいことなので。一つひとつの試合をしっかり勝って、最後の試合の決勝で勝って、みんなで笑って「エビバディ桜花」をやりたいです。