小川麻斗

大学のバスケットボール部は退部し、チームでの活動に専念

千葉ジェッツは今日、小川麻斗がプロ契約選手としてチームに加入することを発表した。

現在、日本体育大3年の小川は、176cm76kgのポイントガード。スピードのあるドリブルと広い視野を生かしたアシストを得意としており、福岡第一時代には同級生の河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)とともに下級生のころから主力を務め、2年時と3年時のウインターカップ連覇に貢献した。大学進学後は、U22の日本代表候補や3×3U21日本代表に選ばれるなど、世代屈指のポイントガードとして国際大会でも活躍してきた。

また、小川は過去2チームで特別指定選手としてプレーした経験を持ち、大学1年時にライジングゼファーフクオカで8試合に出場し、平均16.6分、5.5得点、1.3リバウンド、1.3アシストをマーク。2年時にはサンロッカーズ渋谷で3試合に出場すると、平均8.7分のプレータイムで3.3得点を記録した。小川はクラブを通じて、次のコメントを発表している。「まずはこのような機会を与えてくださった千葉ジェッツの関係者の皆さま、後押ししてくれた日本体育大学の藤田監督を始めチームメイトの皆さん、そして家族に感謝しています。感謝の気持ちを忘れず、ルーキーらしくアグレッシブに頑張ります。応炎よろしくお願いします」

小川は引き続き日体大に在籍するが、バスケットボール部を退部し、千葉Jでの活動に専念することも発表された。ポイントガードの欠場が続く千葉Jにとって、アシストを得意とする小川の加入は大きな補強となる。