契約条項に離反する事項があったとして、三河との契約を双方合意で解除していた

三遠ネオフェニックスは今日、カイル・オクインと選手契約を締結したことを発表した。

アメリカ出身のオクインは、208cm113kgのパワーフォワード兼センター。2012年にNBAのマジックにドラフトされて以降、NBAで9シーズンの間4クラブでプレーした。その後は、2021年からトルコとフランスの2カ国で活躍し、今シーズンにシーホース三河へ加入した。

三河では113kgと大柄ながら華麗なステップからの得点と平均3.1アシストをマークする視野の広さを武器にオフェンスを牽引。平均25.4分のプレータイムで13.9得点、8.6リバウンドとインサイドで存在感を発揮していた。しかし、11月16日にクラブとの契約条項に離反する事項があったとして双方合意の上で契約を解除して退団。その後、未所属のまま1カ月が過ぎた今日、三遠への加入が発表された。

オクインはクラブを通じて、次のコメントを発表している。「日本とBリーグに大きな敬意を抱いています。三遠ネオフェニックスでこのような新しい機会を与えていただき、感謝しています。このクラブについて多くの素晴らしい話を聞いていますし、チームが多くの試合に勝ち、成功したシーズンを送れるようできる限り貢献したいと思います。ファンの皆さんにお会いできるのを楽しみにしています」

三遠は19日に、外国籍選手のカイル・コリンズワースをインジュアリーリストに登録しており、その代わりを務める選手としてオクインへの期待は大きい。