今シーズンはフィリピンリーグでプレーし、トリプル・ダブルを達成

茨城ロボッツは今日、キャメロン・クラットウィグとの契約に合意したことを発表した。茨城は22日にLJ・ピークとの契約を双方合意で解除しており、スモールフォワードのピークとは異なるセンターポジションのビッグマンを今回獲得した。

アメリカ出身のクラットウィグは207cm118kgの23歳。ロヨラ大の1年時にミズーリバレー・カンファレンスで新人賞を受賞し、NCAAトーナメントではチームのベスト4に貢献した。また、2年時から3年連続でミズーリバレー・カンファレンスのファーストチームに選出された経験を持ち、4年時にはミズーリバレー・カンファレンスのトーナメントでMVPに選ばれ、カンファレンスの最優秀選手賞に輝いた。その後は、ベルギーリーグのアントワープ・ジャイアンツでプロキャリアをスタートさせ、今シーズンの途中までフィリピンリーグでプレーしていた。

茨城が『パサー系ビッグマン』と称するように、クラットウィグはビッグマンとしてのポストプレーはもちろん、抜群のパスセンスで味方を生かすアシスト力も兼ね備えており、フィリピンリーグではトリプル・ダブルを達成している器用なセンターだ。マーク貝島GMは、インサイドにおけるディフェンスとリバウンドの強化とボールムーブの増加を期待している。

クラットウィグはクラブを通じて、次のコメントを発表している。「ロボッツの一員として迎えてくれる事に最高にワクワクしていますし、日本の文化を学ぶ事を楽しみにしています。どんな形であれチームの助けになるように準備していきます。チームメイト達に会って一緒にプレーするのが楽しみです! LETS GO ROBOTS!」