現役時代にはロケッツやセルティックスなどでプレーした経験を持つ

新潟アルビレックスBBは今日、コナー・ヘンリーがアドバイザリーコーチに就任したことを発表した。

アメリカ出身のヘンリーは、1986年にロケッツでプロキャリアをスタートさせると、セルティックスやバックスなど4つのNBAクラブを渡り歩いた。その後はヨーロッパを中心にプレーし、1998年に現役を引退。2001年から指導者としての活動を始め、アメリカのクレアモント・マッケナ大でアシスタントコーチを2006年まで務めた。2006年以降は、オーストラリアリーグ(NBL)でアシスタントコーチとヘッドコーチを経験し、2011年からはレイカーズ傘下のロサンゼルスディーフェンダーズ(現サウスベイ・レイカーズ)のアシスタントコーチを2年間務めた。2015年にはNBAの舞台に戻り、アシスタントコーチとしてマジックを支えた。

現在1勝10敗で中地区最下位に沈んでいる新潟にとって、プレーヤーとしても、指導者としてもNBAをはじめ多くのクラブを渡り歩いたヘンリーの経験は大きな好材料となるだろう。今回の就任について、ヘンリーは次のようにコメントしている。「今週末の試合に向け日本に到着できたことに興奮しています。そして、選手、コーチ、スタッフに会い、一緒に仕事ができることを楽しみにしています。シーズン途中からの参加となりハードワークが続くと思いますが、私は、新潟アルビレックスBBを強くすることへの挑戦にワクワクしています」

また、川上明代表取締役社長はヘンリーへの期待をクラブを通じてこう語っている。「『人が育つクラブになる』というクラブビジョンの実現に向け、世界を目指す若い選手を育成していくクラブになるため、コナーコーチには自身の選手としてのNBA経験、NBAデベロップメント・リーグでのヘッドコーチ経験、NBAでのアシスタントコーチで培われた世界No1リーグでの経験を、新潟にもたらしてもらうことを大いに期待しています」