髙橋監督「当時から見ている人がワクワクするようなスペシャルな選手でした」
名古屋ダイヤモンドドルフィンズの齋藤拓実が母校の桐光学園高校にバスケットボールを寄贈した。
齋藤は「何か母校に恩返しができないかと以前から考えていました。しかし、コロナ禍でいろいろな制限があり、なかなか行動に移せませんでした」と言うように、母校へサポートできない歯がゆい思いを抱えていた。それでも、新型コロナウイルスの影響に落ち着きが見えたことで、ようやくその思いを叶えた。
桐光学園は神奈川県の強豪で、今年のウインターカップ予選も3年連続(8度目)で制し、本大会への出場を決めている。2020年大会は部員の新型コロナウイルス感染により、出場辞退を余儀なくされる苦しい思いもした。こうした経緯もあり、齋藤は後輩たちのことを気にかけていた。
「コロナ禍で大会が中止になってしまったり、思うように練習ができなかったり、ウィンターカップへの出場を辞退したり。後輩達の大変な状況もずっと気になっていました。コロナの状況もだいぶ良くなり、久しぶりに桐光学園に顔を出した時に、みんなが使っているボールも使い込んで古くなってきているなと感じたので、恩返しの一つとしてボールをプレゼントすることにしました」
桐光学園の髙橋正幸監督は齋藤に感謝を伝えるとともに、現在の活躍ぶりについてもコメントした。「拓実は今Bリーグで活躍していますが、僕は全然びっくりしていません。このように活躍する選手になると思っていました。お兄さんが桐光学園にいたので、拓実が中学生の時からプレーを見ていますが、当時からボールを持つと見ている人がワクワクするようなスペシャルな選手でした。とにかくケガには気をつけて、これからも楽しいバスケットを我々にたくさん見せてください。今回は後輩達の為に本当にありがとう。ウィンターカップ頑張ってきます」
また、キャプテンの近藤佑希は「このボールを使って、今まで以上にハードな練習をして、ウィンターカップでもベスト4以上の結果を残せるように頑張ります」と、偉大な先輩に誓った。
そして、自身が主力を務めた代の記録を超えてほしいと、齋藤はあらためて後輩たちにエールを送った。「僕たちが高校2年生の時にウィンターカップでベスト8になったのが桐光学園の1番良い成績なので、今回はベスト4以上を目指して記録を塗り替えてほしいです」
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