レブロン・ジェームズ

写真=Getty Images

レイカーズに悲報、司令塔ロンドが右手骨折で離脱

3連勝で11月14日のトレイルブレイザーズ戦に臨んだレイカーズは、126-117で勝利し、今シーズン最長となる4連勝を達成した。また、この試合でシーズンハイの44得点をあげて勝利に貢献したレブロン・ジェームズは、NBAキャリア通算3万1425得点に到達し、得点ランキングでレイカーズレジェンドのウィルト・チェンバレンを抜いて歴代5位に浮上した。

レブロンは試合後、チェンバレンの得点を上回ったことについて「いろいろと頭を過る」とコメントし、「NBA史に残る偉大な選手の一人だし、レイカーズのレジェンドの一人でもある。1試合100得点という大記録も達成した選手で、スポーツ史上他に類を見ないタイプの選手。歴代最高の一人」と続けた。

ようやくチームが機能し始めた矢先、レイカーズには悪い報せも届いた。セカンドユニットの司令塔ラジョン・ロンドが、第4クォーター中にスティールを狙って手をフロアについた際、右手の第3中手骨を骨折するアクシデントに見舞われたのだ。現時点でロンドの復帰時期は未定だが、少なくとも数週間の戦線離脱は確実。レブロンは、ロンドの離脱について「チームにとって痛い。彼はリーダーの一人だからね。ただ、彼がいない間もなんとかしないといけない。これでチャンスを得る選手にやってもらわないと」と語った。

ヘッドコーチのルーク・ウォルトンも、ロンドの離脱についてこう述べた。

「彼は、素晴らしいリズムでセカンドユニットをまとめていた。選手全員が彼のプレーメーク力とリズムに頼っていた。ロンドの代わりはいないわけで、グループ一丸となって穴埋めをしないといけない」

一難去ってまた一難のレイカーズには、次戦からロード3連戦という厳しい日程が待っている。ロンドが復帰するまで勝率5割以上をキープできるかどうか、またしてもチームの力が試されようとしている。