今シーズン宇都宮へ加入し、9試合に出場

宇都宮ブレックスは今日、ジュリアン・マブンガとの契約を双方合意の上で解除したことを発表した。

現在32歳のマブンガはジンバブエ出身、203cm106kgのパワーフォワード。2015-16シーズンから日本でプレーし、Bリーグ初年度を滋賀レイクスターズ(現滋賀レイクス)で迎えた。その後の3シーズンを京都ハンナリーズで過ごし、2020-21シーズンからの2シーズンを富山でプレーし、今シーズンに宇都宮に加入した。

マブンガはパワーフォワードながらハンドラーをこなし、味方のノーマークを演出するパス能力に長け、ディープスリーを難なく決めるシュート力も兼ね備えている。通算17回のトリプル・ダブル数はBリーグトップで、昨シーズンは平均28.0分のプレータイムで14.7得点、5.2リバウンド、6.1アシストを記録したリーグ随一のオールラウンダーだ。

しかし、宇都宮ではチームバスケットへのフィットに手こずり、9試合に出場したものの平均13.0分のプレータイムで6.0得点、1.1リバウンド、2.1アシストと大きくスタッツを落とした。連覇を目指すチームも3勝6敗と黒星が先行し、リーグが再開するこのタイミングで大きな決断を下した。