ジミー・バトラー

写真=Getty Images

エンビード&シモンズについて「彼らとのプレーは簡単」

シーズン開幕前から紆余曲折を経て、ティンバーウルブズからセブンティシクサーズにトレードされたジミー・バトラーが、11月14日のマジック戦でシクサーズデビューを果たした。

シューティングガードとして先発出場したバトラーは、33分の出場で14得点4リバウンド2アシストを記録。シクサーズは第4クォーター序盤までにリードを16点(92-76)に広げたものの、ホームのマジックに21-0のランで試合をひっくり返され、逆転負けを喫した。

今シーズンのバトラーは、第4クォーターの得点でリーグ最多となる平均9.0得点というスタッツを残してこの試合に臨んだが、マジック戦の最終ピリオドは無得点に終わった。試合後バトラーは、「勝てなかったわけで、チームが望んでいた結果ではない。でも、まだまだ試合は残されている。チームはこれからもっと良くなるよ。自分も含めてね。金曜の試合に集中しないといけない」とコメントした。

キャリア初のトリプル・ダブル(19得点13リバウンド10アシスト)を達成したジョエル・エンビード、そしてベン・シモンズについても、バトラーは次のように話している。

「ベンは、非常にアンセルフィッシュな選手。トランジションの時にはボールを押し上げてくれるし、ハードにプレーする。守備でも手を抜かない。周りにいる全員の仕事を楽にしてくれる。今のままプレーしてもらいたいね。ジョー(エンビード)も素晴らしい。正しいプレーをしている。彼らは、頭が良い。実際にプレーが起こる前に、何が起こるかを予測できている。彼らとのプレーは簡単だよ」

バトラーのコメントにもあるように、新ビッグ3を含むシクサーズの連携は、これから徐々に形作られていく。今日は結果が伴わなかったが、バトラーが主力2人との連携に手応えを掴めたのは収穫だ。

シクサーズは、16日にホームで行なわれる西カンファレンス強豪のジャズとの試合で、バトラー移籍後初勝利を目指す。