『INSIDE AKATSUKI』は、日本代表スタッフが収録した、バスケットボール日本代表の選手たちの『ありのままの姿』を見ることができる映像コンテンツ。今シリーズでは、女子ワールドカップに向けて強化合宿をスタートさせ、オーストラリアへ飛び立った女子日本代表の裏側を連日伝えていく。
セルビア戦に続き、カナダ戦も落としてしまった日本は、グループフェーズ突破に向けて絶対に負けられないフランスとの一戦に臨んだ。
前日のカナダ戦と同じ先発メンバーで挑んだ日本は第1クォーターに11点のビハインドを負ってしまうが宮崎早織、平下愛佳の3ポイントシュートを含む連続12得点で20-20の同点に追いつく。後半、持ち味の粘り強さを見せて接戦を繰り広げたが、第4クォーターにターンオーバーを連発し、大きくリズムを崩して53-67で敗れた。
チームハイの13得点を記録した宮崎は、「絶対に勝ちたかったんですけど、このような形で負けてしまって悔しいです。セルビアに負けた後から、みんなの空気が重たくなっているかと思ったが、一人ひとりが自分たちの役割をわかっているので、選手たちでもミーティングして、次の試合に臨もうと話したので、雰囲気は悪くなかったと思う」と敗戦の悔しさを語った。
記者会見に同席した恩塚亨ヘッドコーチは、「選手たちは敗戦が続いて悔しさや色々な思いがある中で、この経験を糧にして、チーム一丸となって戦う姿勢を見せてくれた。終始、お互いに声を掛け合って、力を振り絞ってくれた。そのチームを勝利に導けず本当に悔しく思っている」と試合を振り返った。
1勝3敗となった日本は、グループ同組の試合結果により、準々決勝進出の可能性は消え、グループ予選敗退が決定。悔しさを胸に、開催国オーストラリアとのグループフェーズ最終戦に臨む。