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グリフィンはプレーオフ全休、ポールは右手骨折で復帰時期は未定。

クリッパーズは、ブレイク・グリフィンの今シーズン残り試合全休と、クリス・ポールの長期離脱を発表した。両選手はともに4月25日に行なわれたトレイルブレイザーズとのプレーオフ1回戦第4戦で負傷。グリフィンは2015年12月25日のレイカーズ戦で痛めた左大腿部のケガを再発させ、ポールは右手の骨折で手術を受けた。

グリフィンは今年に入りチームスタッフと口論の末に暴行を加え、右手を骨折。その影響でレギュラーシーズン41試合を欠場したが、ようやく復帰。プレーオフ4試合では平均15.0得点、8.8リバウンド、4.0アシストを記録するなど、ようやく試合勘を取り戻して本来のパフォーマンスを見せ始めていた矢先の離脱となった。

司令塔ポールの長期離脱もクリッパーズにとっては大きなマイナスだ。チーム発表によれば、ポールの復帰時期は未定だが、ブレイザーズとのシリーズ中に復帰するのは難しい。シリーズ4試合で平均28.3得点、7.3アシスト、4.0リバウンドを記録したポールの不在がチームに与える影響は大きい。

戦前の予想ではクリッパーズ有利と見られていた1回戦だが、第4戦までを終え2勝2敗のイーブン。ここを勝ち抜いても次の相手は恐らくウォリアーズだろう。カリーの戦線離脱で揺れるウォリアーズだが、クリッパーズも苦しい状況に追い込まれたという点では変わりない。

選手層の厚さには定評のあるチームではあるものの、クリッパーズには逆風が吹き始めた。