『INSIDE AKATSUKI』は、日本代表スタッフが収録した、バスケットボール日本代表の選手たちの『ありのままの姿』を見ることができる映像コンテンツ。今シリーズでは、女子ワールドカップに向けて強化合宿をスタートさせ、オーストラリアへ飛び立った女子日本代表の裏側を連日伝えていく。

「セルビアに負けたけど、気持ちを切り替えてみんな気持ちも入ってる」と話す髙田真希の言葉通り、チームの雰囲気に敗戦を引きずる様子はなく、目の前の試合に向けて入念な準備をしていた。

試合前ミーティングで恩塚亨ヘッドコーチが話した、「心を一つにして同じビジョンで戦い抜くことを大事に」という言葉を胸に、強豪のカナダ戦に臨んだ日本。試合は、渡嘉敷来夢の3ポイントシュートで先制した日本であったが、FIBAランキング4位のカナダの堅守を前に流れをつかむことができず、56-70でグループフェーズ2敗目を喫した。

試合後の会見に登壇した髙田は、「相手というよりは自分達のミスから簡単にシュートに持って行かれて、流れを上手くつかめなかった」と敗戦を振り返った。そして、56-70というスコアに対して恩塚亨ヘッドコーチは、「ターンオーバーが16回というところと、ピンチのところで決めきれなかったという課題がある」と語った。

連敗となってしまったものの、落ち込んでいる時間はない。負けられない戦いはまだ続く。