世界的名将の下、シーズン中の成長で強豪撃破を

昨シーズンは24.6%とBリーグになってから最低勝率となってしまった京都。今シーズンから経営体制が変更となり、低迷を振り払う改革に挑んできた。まずは、カナダ代表ヘッドコーチやNBAサクラメント・キングスのアシスタントコーチを務めるなど、国際的な実績豊かなロイ・ラナが新ヘッドコーチに就任。昨シーズンを終えたばかりの5月中旬に契約リリースがあったことからも、ラナが早期からチーム編成に参画していることがうかがえる。契約継続になったのは、特別指定選手で加入していたルーキーの小西聖也と小室昂大を含めても、わずか4選手のみ。大部分の選手が退団となり、フレッシュなロスターが揃った。福島ファイヤーボンズで全試合スタメン出場したポイントガードの水野幹太を筆頭に、滋賀レイクスから小澤智将とトビンマーカス海舟、大阪エヴェッサからはザック・モーアと青木龍史というように成長株を積極的に獲得。外国籍は、シーホース三河から移籍のジェロード・ユトフ、カナダのCEBLで活躍したティージェー・ロール、そしてNBAで通算183試合に出場したシェック・ディアロと強力なラインナップを揃えた。さらにフィリピン代表経験もあるマシュー・ライトをアジア特別枠で獲得。若手中心の可能性を感じさせるロスターで新シーズンに挑む。

決してB1での経験値が高い選手が多いわけではないが、その分どのように化けるか期待が持てるロスターに。マシュー・ライト以外の全員が20代であり、チーム内でのプレータイム争いも必至。アンダーカテゴリーで育成実績もあるラナの手腕に期待が集まる。シーズンを通じた全員の成長でビッグクラブからも勝ち星を奪っていって欲しい。

所属選手一覧

注目選手

久保田義章
昨シーズン終盤からスタメンに定着し、プレータイムも急増。抜群のゲームコントロールに加えて、6試合連続2桁得点など得点力の高さも証明した。若いチームを牽引する司令塔ゆえ、プレーヤーとしてもリーダーとしても真価の問われるシーズンとなる。プロ3年目ながら、京都の顔として活躍することを期待したい。

マシュー・ライト
粒揃いながら、即戦力という観点で見ると疑問符がつくバックコート陣に強力な補強がなされた。カナダとフィリピンの国籍を持ち、マレーシアやフィリピンのリーグで実績十分なライトの加入で一気に期待が持てるロスターに。得点だけでなくリバウンド、アシスト、ディフェンスとオールラウンダーとしての活躍が嘱望される。

シェック・ディアロ
直近のプエルトリコのリーグでは、平均16.3得点、13.5リバウンド。Gリーグでも同等の平均ダブル・ダブルのスタッツを残しているディアロ。アウトサイドシュートはほぼないものの、屈強なフィジカルと長い腕でリバウンドと得点を量産する。日本に来る外国籍選手の中でも、1段階上のレベルを見せてくれる選手に違いない。

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