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シカゴの高級コンドミニアムを「残しておきたい」

第45代アメリカ合衆国大統領に就任が決まった不動産王ドナルド・トランプに対する米国内の反対運動は収まる気配がない。今後、トランプが所有するホテルを宿舎として使わないNBAチームも出てくると噂されているほど。

ニックスのデリック・ローズは、トランプが所有するシカゴのビル内にあるコンドミニアムを保有しているが、この反対運動の流れに乗って売却する意思がないことを明確に示している。

ローズは、2012年にトランプ・インターナショナルホテル・アンド・タワーの84階にある3ベッドルーム、4バスルームのコンドミニアムを280万ドル(約3億1000万円)で購入した。部屋からはシカゴ川、有名レストランなどが立ち並ぶミシガン・アベニューを一望できるという。

ローズは『New York Post』に対し、トランプ反対派の意見は理解できるとしつつ、「ロケーションが最高で気に入っている。家族のために残しておきたい」と、語った。

ローズは、今後不動産価値が上がる状況になれば将来的な売却を検討する可能性も示唆したが、トランプ所有という理由だけで売る考えはないと明言している。