夏の女王、京都精華は5選手が17得点以上を記録
8月27日にノーリツアリーナ和歌山で開幕した『U18日清食品トップリーグ2022』。今年度のトップリーグは、前年度の全国大会(インターハイ、ウインターカップ)の成績をポイント化し、男女上位各8チームを選出(同率の場合は一昨年度の成績を反映)。その男女各8チームが1回戦総当たりのリーグ戦を行う。
大会2日目の28日は、大阪薫英女学院vs安城学園、京都精華学園vs東京成徳大学の2試合が行われた。
インターハイ2位の大阪薫英が立ち上がりから主導権を握り、全員がリングにアタックしてはリバウンドも制することで10-0と圧倒した。しかし、東京成徳もディフェンスを立て直してリズムをつかむとシュートも決まるようになり、その後の3分間で10-10と同点に追いついた。それでも大阪薫英は焦ることなく、攻守ともに粘り強いプレーを見せてリバウンドを制することで再び試合を支配し、第1クォーターを22-18で終えて、第2クォーターも7失点に抑えたことで40-21で前半を終えた。後半も2桁リードを保った大阪薫英が最終スコア64-52で勝利。大阪薫英は島袋椛が16得点11リバウンド、都野七海とベンチから出場した細川未菜弥がともに12得点を記録した。
京都精華学園vs東京成徳大学はインターハイ優勝校の京都精華が終始主導権を握り、一度もリードを許すことなく109-68で快勝した。イゾジェ・ウチェ(17得点16リバウンド)、ディマロ・ジェシカ(27得点19リバウンド)の留学生だけでなく、エースの八木悠香も19得点17リバウンドを挙げてチームを牽引。他にも橋本芽依と川地汐夏を含む計5選手が17得点以上を挙げる活躍を見せた。
ここまで大阪薫英女学院、安城学園、京都精華学園、東京成徳大学の4校がそれぞれ2試合を行い、大阪薫英と京都精華の2校が2連勝で大会をスタートしている。
※昨年度より、日清食品株式会社と共にU18世代の育成・強化・競技環境の充実を目的に『U18日清食品関東ブロックリーグ』を実施。2年目となる今年度は『U18日清食品トップリーグ』を新設し、『U18日清食品ブロックリーグ』 の参加ブロックを関東、東海、中国、四国の4つに増設している。
U18日清食品トップリーグ(女子)参加チーム
昭和学院高等学校(千葉県)
明星学園高等学校(東京都)
東京成徳大学高等学校(東京都)
岐阜女子高等学校(岐阜県)
桜花学園高等学校(愛知県)
安城学園高等学校(愛知県)
京都精華学園高等学校(京都府)
大阪薫英女学院高等学校(大阪府)