ケビン・デュラント

写真=Getty Images

2試合連続フィールドゴール成功率70%超え

10月26日の試合後、勝敗を分けた第4クォーターに違いを生んだ要因を聞かれたニックス指揮官のデイビッド・フィズデイルは、「ケビン・デュラント」と答えた。

デュラントは、マディソン・スクエア・ガーデンでの一戦で、第4クォーターでの25得点を含む41得点でチームを牽引。ステフィン・カリーも29得点をあげ、ウォリアーズが128-100で勝利した。

第3クォーター終了時点で81-84だったウォリアーズは、デュラントが最終クォーターにトップギアに上げた。26-5の猛攻で若い選手が多いニックスに襲い掛かり、一気に勝負を決めた。試合後デュラントは「第4クォーターはディフェンスが機能したし、上手くいっていたプレーを続けた。自分もアグレッシブにプレーしただけさ。第3クォーターが良くなかったからね。第4クォーターにシュートが決まってくれて、それで取り返せた」と語った。

デュラントにとっても、単一クォーターでの25得点はキャリアハイだった。24日のウィザーズ戦ではステフィン・カリーの3ポイントシュート・ショーが話題の中心になったが、同試合でデュラントはフィールドゴール成功率72.2%(18本中13本成功)という驚異的な数字を残している。そしてニックス戦でも70.8%(24本中17本)と絶好調を維持している。

デュラントは「良いシュートを放ちたいと思っている。自信を持って打っているし、練習でやっていることを実戦でやろうとしているんだ。しっかり準備して、試合が始まってからも自分のプレーができるように心がけている。チームメートにも後押ししてもらえている」と話した。

3連勝のウォリアーズは、今後ネッツ、ブルズとのロード戦を経てホームに戻る。この勢いに乗ってロード3連戦を無傷で終えられれば、早くも連勝街道をひた走る可能性もある。