レブロン・ジェームズ

写真=Getty Images

連続10得点で勢いをもたらした『ダンス・ランス』

サンズから今シーズン初勝利を挙げたレイカーズが、レジェンドが見守る『御前試合』で、開幕から無敗のナゲッツを撃破した。

ステイプルズ・センターでの一戦は、第4クォーターにランス・スティーブンソンがスパーク。8点差(98-106)で迎えた残り6分から一人で10連続得点の猛攻を決めると、チームも勢いに乗って15-2のランで逆転に成功。終盤にはロンゾ・ボールとカイル・クーズマの積極的なディフェンスが効果を発揮し、レイカーズが121-114で勝利した。

短時間で試合を一変させる原動力となったスティーブンソンを、レブロンは「ダンス・ランス」と形容。逆転に繋がった要因を聞かれると「彼を『ダンス・ランス』にして、スパークさせればいい」と語った。新たな愛称の通り、スティーブンソンは2本連続して3ポイントシュートを決めると、エアーギターを繰り出し、さらにベンチ付近で独特なステップを踏んだ。

また、チームが108-108の同点に追いつくと、ペイント内にダッシュしていたレブロンを見逃さずにパス。これを受けたレブロンがダンクでフィニッシュさせて逆転すると、割れんばかりの大歓声が起こった。

そして好調ナゲッツにトドメを刺したのは、2年目のボールとクーズマだった。残り3分17秒には、ニコラ・ヨキッチからスティールしたボールがステップバックしての3ポイントシュートを決めると、クーズマがダンクを決めてリードは5点(115-110)に。さらにクーズマは、ヨキッチからボールを奪い、残り59.1秒にランニングダンクを叩き込んで勝負あり。レイカーズは開幕3連敗後2連勝を飾っている。

この日は、レイカーズレジェンドのコービー・ブライアントが観戦に訪れた。レブロンは試合後コービーと話す機会はなかったと語ったが、かつての好敵手の前で移籍後初のトリプル・ダブル(28得点11リバウンド11アシスト)をやってのけた。

「もちろん、彼(コービー)がコートサイドで観ていたのは知っていた。レイカーズ歴代最高の選手の一人だし、この球団のために20年以上プレーして、偉大な功績を残した選手だからね。昔は対戦した間柄だけれど、今はこうして彼が着たジャージーと同じものを着てプレーしている。とても特別なことだと思う」

攻守が噛み合い始めたレイカーズは、27日にホームでスパーズと対戦する。3日前にオーバータイムの末敗れている相手だけに、チームもリベンジに燃えているはずだ。