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2連覇を達成してもホワイトハウスを訪問するかは未定

ヒラリー・クリントンを支持したキャバリアーズのレブロン・ジェームズは、ドナルド・トランプが勝利した大統領選挙の結果を受け入れるのは難しいと認めた一方で、「それでも彼が僕たちの大統領」と語った。

ジェームズは、ホワイトハウスを訪問しバラク・オバマ米国大統領に優勝を報告した翌日、今回の選挙結果について、「同意しようと、そうではなかろうと関係ない。トランプがこの国の大統領だ」とコメント。

だが、「それでも僕たちの国は、たった一人の人間によって作られたことは一度もない」と付け加え、国民と政府が一体となり、より良い国にしていく必要性を説いた。

「この国は、権力を持った複数の人間によって作られてきた。彼らは皆、地域に貢献し、若い世代に投資し、素晴らしい活動をすることで、自分たちの夢を現実のものにしてきた。そういう人間がこの国でナンバー1の権力を保持してきた。それこそ、アメリカ合衆国の大統領だ。でも、この国が一人だけの人間によって作られたことは、ただの一度もない」

トランプが第45代の米国大統領に就任することが決まり、その余波を受ける可能性があるマイノリティー・コミュニティーは戦々恐々としている。自身も有色人種であるジェームズは、もしキャバリアーズが今シーズンも優勝した場合、来年トランプ大統領に優勝を報告しに行くかという質問に、「分からない」と答えた。

「その立場になったら、そこで考える。もちろん、そういう立場に立ちたい。また優勝できた、ということだからね」

クリントン候補の応援演説に参加して支持を訴えたが、地元オハイオで勝利したのはトランプだった。