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「楽天と一緒にバスケットボールを通して人々に喜びと楽しさを」

アスリートを支援する事業をグローバルで展開する『Rakuten Sports』を行なっている楽天グループ株式会社は、滋賀レイクスのテーブス海と横浜ビー・コルセアーズのキング開のマネジメント活動を支援することを発表した。

現在23歳のテーブスは兵庫県出身、188cm85kgのポイントガード。東洋大学京北高校を中退して高2の夏にアメリカへ渡り、NCAAディビジョン1のノースカロライナ州立大学ウィルミントン校にスカラーシップ(奨学金)を得て加入。1年生ながら主力として29試合に出場すると、NCAAディビジョン1全体2位となる平均7.7アシストを記録した。2年目のシーズン中、より高いレベルを求めて大学中退を決意し、特別指定選手として宇都宮ブレックスへ加入。2020-21シーズンには新人王を獲得し、昨シーズンは平均プレータイム18.6分で5.8得点、3.0アシストを記録して、宇都宮のリーグ制覇に貢献した。

そして、今オフに宇都宮を離れて、滋賀に所属することを発表。また、日本代表候補選手に招集され、先日のワールドカップ予選Window3に出場し、7月12日から開幕するアジアカップ2022にも出場する予定だ。

テーブスはパートナーシップ締結に関し、次のコメントを発表している。「このたび、『Rakuten Sports』が掲げる思いや取り組みに賛同し、パートナーシップを締結いたしました。楽天と一緒にバスケットボールを通して人々に喜びと楽しさを与えられるような選手を目指し、一人のバスケットボール選手として日本バスケットボールのさらなる発展に貢献できるよう、これからも全力で挑戦していきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします」

現在22歳のキングは神奈川県出身、185cm83kgのポイントガード兼シューティングガード。2014年から横浜BCのユースチームに在籍し、その後、専修大でプレーした。専修大では1年からローテーション入りし、在学4年間でインカレ準優勝を2度経験している。2020-21シーズン開幕前に練習生として横浜BCに加入すると、年明けには特別指定選手へ昇格して6試合に出場。そして、昨年末のインカレ終了後に横浜BCと契約を結び、昨シーズンは35試合に出場して、平均プレータイム15.4分で4.8得点、1.6リバウンドを記録した。ゴール下への鋭いドライブからオフバランスになってもシュートを決め切る体幹の強さと決定力を持ち、ベンチから出場して試合の流れを変えることができる選手だ。

「このような機会を与えていただき非常に光栄に思っております。前から自分を応援してくださっているファンの皆さんに『バスケで元気や勇気を与えたい』という思いでバスケをやってきました。これを楽天とより多くの方々に与えていきたいと思っております。そしてより一層選手としても人としても成長していきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と、キングはコメントを発表している。

楽天はこれまでもNBAやウォリアーズとのパートナーシップを締結し、NBAのスター選手、ステフィン・カリーともパートナーシップを通じて様々な取り組みを行ってきた。また、『Rakuten Sports』では、横浜BCの河村勇輝やNBA挑戦を志している馬場雄大、そして今シーズンからWNBAのワシントン・ミスティクスでプレーしている町田瑠唯のマネジメント支援を行うなど、様々な活動を通じて国内外におけるバスケットボールおよびスポーツ界でのネットワークを構築してきた。

『Rakuten Sports』は今後、テーブスやキングの国内外におけるブランディング活動を支援することを目的に、メディア出演やスポンサーシップ契約によるサポートを行う。なお、競技におけるマネジメントに関しては、引き続き両選手のエージェント企業が行うことも発表している。