アル・ホーフォード

古巣復帰の昨シーズン、NBAキャリア15年目にして初のファイナルに進出

セルティックスのベテランビッグマン、アル・ホーフォードが新シーズンはコンディション管理のため出場機会を制限する予定だと『The Athletic』 が報じた。連戦の場合は1試合を欠場し、シーズンを通して出場時間をコントロールしていく。同時にチームは、引き続き36歳のホーフォードを重要な戦力と見なしており、先発で起用していくという。

フォーホードはNBA入りしたホークスからセルティックスに2016-17シーズンに加入し、中心選手の1人として3シーズンに渡って活躍。しかし、翌オフにフリーエージェントで加入したセブンティシクサーズではチームにフィットせず、2020年にはサンダーへとトレードされた。そしてサンダーでは若手育成の方針から構想外となりわずか27試合の出場と、不遇の時を過ごしていた。

だが、昨オフにトレードでセルティックスに復帰すると、レギュラーシーズンは全69試合に先発出場。平均10.2得点7.7リバウンド3.4アシストを記録するなど、貴重な役割を果たした。そしてプレーオフではバックスとのカンファレンスセミファイナル第4戦で30得点を挙げるなど、平均12.0得点9.3リバウンド3.3アシストとさらに数字を伸ばした。

NBAキャリア15年目にして初のファイナル進出と、古巣で充実のシーズンを送った。セルティックスにとってホーフォードは重要な戦力だからこそ、良いコンディションでポストシーズンに臨めんでもらうための起用制限と言える。