京都ハンナリーズ

細川「無名だった自分を見出していただき心から感謝しています」

京都ハンナリーズは細川一輝が双方合意の上で契約解除となり、退団することを発表した。

細川は187cm92kgのシューティングガード。上武大(関東2部リーグ)でエースを任され、得点王になった経歴を持ち、2019-20シーズンに特別指定選手として群馬クレインサンダーズに入団し、Bリーグの舞台を経験した。その後、京都と契約したルーキーシーズンから先発を任され、チームの中心選手として活躍。今シーズンも出場した57試合中53試合で先発を務め、平均26.4分のプレータイムで8.2得点、3.0リバウンド、1.5アシストを記録した。

細川はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「ルーキーシーズンから2シーズン、本当にありがとうございました。 大学時代に無名だった自分を見出していただきB1の京都ハンナリーズの一員としてプレーさせていただいたことを心から感謝しています。この度、京都を去る決意をしましたが、経験を生かし更に成長した姿を見てもらえるように日々努力し、全力で頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いします」

また、京都は加藤寿一の仙台89ERSへの移籍も発表している。加藤は191cm86kgのスモールフォワード。6シーズンを過ごしたシーホース三河を離れ、2021-22シーズンに京都に加入した。これまでは同じポジションに日本代表クラスの選手が多数いたため、シーズンを通して10分以上のプレータイムを得たことがなかったが、今シーズンは39試合中22試合で先発を務め、平均20.3分のプレータイムを獲得。3.6得点、2.1リバウンド、1.0アシストを記録し、主力の地位を確立した。

仙台は「優れたシュート力を持ち、常に献身的にチームオフェンスを徹底できる選手です。更にそのサイズと身体能力を活かしてディフェンス面でも高い遂行力を持ち合わせています」と加藤についてコメント。

そして、加藤も仙台のリリースで以下のコメントを発表している。「ファンの皆様には、早くチームの一員と認めてもらえるよう、コート内でもコート外でもハードワークをしていきます。1日でも早くチームが積み上げてきたスタイルを理解し、自分の持てる力を全て発揮して勝利に貢献できるように頑張ります」