3x3

自分たちよりサイズのある相手に、外角シュートでも後手に回ったのが大きな痛手に

3人制バスケットボール『3×3ワールカップ2022』が本日からスタート。3×3女子日本代表はグループリーグの初戦でリトアニアと対戦したが、要所での外角シュートなどオフェンスの遂行力で劣り14-21で敗れた。

立ち上がりはともにシュートタッチが悪く、開始3分で日本の2-3とロースコアの出だしとなる。日本はフリースローを得るも2本連続で失敗するなどリズムに乗れない一方で、中盤に入るとリトアニアに確率良く2ポイントシュートを決められ、残り5分で5-12と大きく突き放されてしまう。

だが、ここから日本も意地を見せ山本麻衣が2ポイントシュート、永田萌絵がドライブとそれぞれの得意なプレーによる連続得点で流れを変える。さらに馬瓜ステファニーの2ポイントシュートも入り、残り2分弱で1点差にまで縮めた。

運動量で勝る日本としては、相手の足も止まってくる終盤の時間帯に一気に押し切りたいところだったが、直後に7ファウルとなって相手にフリースローを与えてしまいリトアニアが息を吹き返す。そして3点を追いかける中、残り1分で痛恨の2ポイントシュートを決められ万事休すとなってしまった。

山本の9本中2本成功など、日本はオフェンスの肝となる2ポイントシュートが13本中3本成功のみ。逆にリトアニアは10本中4本成功と効果的に決めた。相手は181cmが2人、190cmが1人と高さで負けておりゴール下の攻め合いで後手に回るのは致し方ないが、それだけに長距離砲で優位に立つのが不可欠にもかかわらず、それができなかったのは余りに痛かった。

今日はこの後、2試合目となる中国戦も控えている。この試合で生まれた課題を修正し、まずは初日を1勝1敗の五分で終えたい。