ファーストチームは全員が27歳以下の選手に
現地5月24日、NBAは2021-22シーズンのオールNBAチームを発表した。ファーストチームからサードチームまでの15人が選出され、ファーストチームはヤニス・アデトクンボ、ルカ・ドンチッチ、ニコラ・ヨキッチ、デビン・ブッカー、ジェイソン・テイタムの5人が選ばれた。
オールNBAチームは、世界中のメディア関係者100名によって選出され、ファースト、セカンド、サードの各チームに5人(ガード2人、フォワード2人、センター1人)を選出し、ファーストチーム票が5ポイント、セカンド票は3ポイント、サード票は1ポイントとなっている。
アデトクンボは投票者100人全員からファーストチーム票を獲得し、通算4度目のファーストチーム入り、6度目のオールNBAチーム入りを果たした。2シーズン連続でMVPを獲得したヨキッチとドンチッチはともに3度目のファーストチーム入り。そして、テイタムは初のファーストチーム入り、ブッカーはオールNBAチーム選出自体が初めてとなった。
今回のファーストチームは、アデトクンボ(27歳)、ドンチッチ(23歳)、ヨキッチ(27歳)、ブッカー(25歳)、テイタム(24歳)と、全員が27歳以下の選手となり、これは1954-55シーズン以来、67年ぶりの出来事となる。また、ドンチッチは、ティム・ダンカン、ケビン・デュラント、マックス・ザスロフスキーと並ぶ、24歳になる前にオールNBAファーストチームに3回以上選出された史上4人目の選手となった。
ファーストチーム
ヤニス・アデトクンボ(バックス/F)1st票100/2nd票0/3rd票0=500点 ※通算6度目(1st=4回、2nd=2回)
ルカ・ドンチッチ(マーベリックス/G)1st票88/2nd票12/3rd票0=476点 ※通算3度目(1st=3回)
ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/C)1st票88/2nd票12/3rd票0=476点 ※通算4度目(1st=3回、2nd=1回)
デビン・ブッカー(サンズ/G)1st票82/2nd票16/3rd票2=460点 ※初選出(1st=1回)
ジェイソン・テイタム(セルティックス/F)1st票49/2nd票47/3rd票4=390点 ※通算2度目(1st=1回、3rd=1回)
セカンドチーム
ジョエル・エンビード(セブンティシクサーズ/C)1st票57/2nd票43/3rd票0=414点 ※通算4度目(2nd=4回)
ジャ・モラント(グリズリーズ/G)1st票13/2nd票76/3rd票8=301点 ※初選出(2nd=1回)
ケビン・デュラント(ネッツ/F)1st票10/2nd票68/3rd票22=276点 ※通算10度目(1st=6回、2nd=4回)
ステフィン・カリー(ウォリアーズ/G)1st票9/2nd票69/3rd票22=274点 ※通算8度目(1st=4回、2nd=3回、3rd=1回)
デマー・デローザン(ブルズ/F)1st票2/2nd票39/3rd票57=185点 ※通算3度目(2nd=2回、3rd=1回)
サードチーム
カール・アンソニー・タウンズ(ティンバーウルブズ/C)1st票0/2nd票38/3rd票60=174点 ※通算2度目(3rd=2回)
レブロン・ジェームズ(レイカーズ/F)1st票2/2nd票35/3rd票54=169点 ※通算18度目(1st=13回、2nd=3回、3rd=2回)
クリス・ポール(サンズ/G)1st票0/2nd票16/3rd票66=114点 ※通算11度目(1st=4回、2nd=5回、3rd=2回)
トレイ・ヤング(ホークス/G)1st票0/2nd票11/3rd票77=110点 ※初選出(3rd=1回)
パスカル・シアカム(ラプターズ/F)1st票0/2nd票7/3rd票42=63点 ※通算2度目(2nd=1回、3rd=1回)