「シーズンを通してやってきたように、すべてを全員でやらないといけない」
ヒートのジミー・バトラーは、現地5月23日に敵地で行われたセルティックスとのプレーオフ東カンファレンスファイナル第4戦で6得点に抑えられた。
第3戦で痛めた膝がパフォーマンスに影響したかどうか聞かれたバトラーは「今日のプレーに関して言い訳する気はない。膝は関係ない。もっと良いプレーが必要なだけで、もっと良いプレーをする。あまり心配していない」と答えた。
レギュラーシーズンでのリーディングスコアラーだったタイラー・ヒーローが欠場したとはいえ、バトラー、カイル・ラウリー、バム・アデバヨを擁するヒートでも、セルティックスの積極的なディフェンスの前に何もできなかった。バトラーは、個人ではなくチームとして戦う重要性を繰り返し主張した。
「個人について心配する必要はなく、チームとして勝つ方法を見つけないといけない。それが一番大事。チームとして相手を抑える、チームとして点を決める。何事もチームとして続ける」
チームのオフェンスリズムを活性化させる方法を聞かれたバトラーは「ボールを動かさないといけない」と語った。「サイドからサイドに動かさないといけない。極めてシンプルなプレーを続けないといけない。それができていれば、チームも良いプレーができる」
「例えば誰かがホームランを狙って、自分だけで何かをやろうとしてしまうとトラブルに遭う。ボールが動いていないと、ターンオーバーをしてしまう。ひどいシュートを打ってしまう。シーズンを通してやってきたように、すべてを全員でやらないといけない。それを実行するには、自分、カイル、バムが意識してやらないといけない」