ジミー・バトラー

「みんながアグレッシブな時の方がウチはもっと良いチーム」

セルティックスとのプレーオフ東カンファレンスファイナル第1戦を良い形でモノにしたヒートだったが、続く第2戦は前半終了までに45-70と大差をつけられ、102-127で敗れた。

ヒートを引っ張るジミー・バトラーは、第2戦後の会見で「恥をかかされた」と心境を語った。「負けた試合から切り替えて次に進まないといけない。ただ、今日の負けは自分たちにとっても痛いものでないといけないし、すぐに切り替えるわけにはいかない。相手は自分たちに恥をかかせようとしてきたわけで、実際に恥をかかされた。それをしっかり認識して、この負けを力に変える。言いたいように書いてもらって構わないけど、彼らのように得点能力があって、守備にも優れているチームとの対戦では、試合を持って行かれてしまうこともある。全体のレベルをもっと高めないといけない。次は敵地での試合で、それを実行するのは大変な仕事だけど、彼らができたのだから、自分たちにだってやれる」

ヒートは、司令塔であるカイル・ラウリーがカンファレンスセミファイナル第3戦からケガにより欠場している。それ以降の試合ではスコアラーに加えてプレーメーカーもこなしているバトラーは「もっと良い形でチームの全員をプレーに絡めないといけない」と自戒した。

「自分がアグレッシブにプレーする場合と、チームメートをオープンにさせる場合のちょうど良いラインを探らないといけない。今は自分がカイルの仕事をこなさないといけなくて、チームメートが楽にプレーできて、成功を収められるスポットを取れるようにしないといけない。それは自分の責任。スポ(ヘッドコーチのエリック・スポールストラ)の責任ではなくて、自分の仕事。それだけボールを預かることが多いから、チームメートが良い形でプレーできて、彼らにとって必要なシュートを打てる状況を作らないといけない」

「今日は、オフェンスでセルフィッシュになってしまった。チームメートを生かさないといけない。チームのみんなは、シーズンを通して自分とプレーしてくれている。それを思い出さないといけないし、みんなが点を決めて、みんながアグレッシブな時の方がウチはもっと良いチームだから」