「これはプレーオフ、試合が楽しい。次の試合にも勝てれば最高だね」
現地5月12日に行われたプレーオフ西カンファレンスセミファイナル、サンズvsマーベリックスの第6戦は、第2クォーター終盤に19-5の猛攻でリードを広げたホームのマブスが113-86で勝利し、シリーズを3勝3敗のイーブンに戻した。
今シリーズは第6戦までホームチームが勝利を収める接戦で、決着はフェニックスで行われる『GAME7』に持ち越された。33得点11リバウンド8アシスト4スティールの大活躍だったルカ・ドンチッチは「GAME7はとても厳しい試合になるけど、チームの力を信じている」と試合後のインタビューで語った。
マブスは、サンズが犯した22ターンオーバーから29点を決めるなど、積極的なディフェンスで勝利をつかんだ。ドンチッチは「アグレッシブに守らないといけない」と言い、守備面での手応えを続けた。「ブック(デビン・ブッカー)は素晴らしい選手だから、彼を抑えるにはダブルチームで対応しないといけない。それにチームのローテーションも良い。全員がプレーに絡んでいるし、今日の試合でもディフェンスの良さを証明できた」
第2クォーターに左足を痛めて一時ロッカーに戻ったドンチッチだが、「問題ない。今後もプレーする」とコンディションについて説明した。敵地での次戦は、負ければシーズン終了のエリミネーションゲームになる。ドンチッチは「スタッツは関係ない。チームが勝てばそれでいい。これはプレーオフ、試合が楽しい。次の試合にも勝てれば最高だね。全力を尽くすよ」と答えた。
一方、敗れたサンズは、ディアンドレ・エイトンが21得点11リバウンド、ブッカーが19得点、クリス・ポールが13得点4アシストを記録。ポールは、ホームで迎えるシリーズ最終戦について「ホームだから勝てるという保証はないけど、敵地よりはホームでプレーしたい」と答えた。
西カンファレンスファイナルに進出するチームが決まる今シリーズ第7戦は、現地15日にフェニックスで行われる。