ヒートはバトラー加入後の3年で2度目のカンファレンスファイナル進出
現地5月12日に行われたプレーオフ東カンファレンスセミファイナル、ヒートvsセブンティシクサーズの第6戦は、ジミー・バトラーが32得点8リバウンド4アシスト、マックス・ストゥルースが20得点11リバウンド5アシストを記録し、ヒートが99-90で勝利した。シリーズを4勝2敗で突破したヒートは、ここ3年で2度目のカンファレンスファイナル進出を果たした。
古巣のシクサーズを下した試合後、バトラーはフィラデルフィアの観客に向かって『バイバイ』と手を振った。試合後の会見でも「古巣に勝てるのは気分が良い」とコメント。さらに、シリーズ前からプレーオフでの対戦を熱望していた元チームメートのジョエル・エンビードに勝てたことについても「ジョエルは兄弟のような存在。僕は彼がMVPだと思っているし、その彼に勝てたのはうれしい」と語った。
2019-20シーズンにバトラーが加入して以降、ヒートは2度目のカンファレンスファイナル進出を果たした。バトラーは「チームメート、コーチから信頼してもらえるとやる気も高まる。チームが勝利するためには、得点、守備、リバウンド、パス、なんだってやる。球団、チームメートも僕を信頼してくれている」と語った。
古巣シクサーズとの対戦がモチベーションになったかと聞かれたバトラーは「それはない。これはビジネス」と答えた。「シクサーズでは上手くいかなかっただけの話で、何の不満もない。マイアミでプレーできていることが本当にうれしい。過去を変えたいなんて思わないし、僕たちは波に乗れている」
バトラーは、第5戦での19得点10リバウンドに続いて2試合連続のダブル・ダブルをマークしたキャリア3年目のストゥルースの成長を称えた。「彼と初めて会った時から、成長すると思っていた。練習中に1対1をしても、常に適切な質問をしてきたし、彼は攻守両面で学ぶ意識が高い。チームの勝利のためならなんだってやる気持ちを持っている。今日も素晴らしいパフォーマンスだった。2試合続けてダブル・ダブルなんてすごいよ!」
カンファレンスセミファイナルを制したヒートは、カンファレンスファイナルでバックスvsセルティックスの勝者と対戦する。