ルカ・ドンチッチ「守備がダメで負けた」
現地5月2日に行われたプレーオフカンファレンスセミファイナル、マーベリックスvsサンズの第1戦は、試合開始から9-0のランで主導権を握ったサンズが試合終了までリードを守りきり、121-114で勝利した。
サンズはフィールドゴール成功率50.5%(91本中46本)と高確率でシュートを決め、リバウンドでも51-36でマブスを上回って試合を有利に運んだ。最大で19点のリードを奪ったこともあり、クリス・ポールのプレータイムを28分に留められた。それでも要所で存在感を発揮し、19得点5リバウンド3アシストを記録したポールは「ボールもシェアできていたし、シュートも決まって機能した。序盤のディフェンスが大きかった」と勝因を語った。
サンズは大量リードを奪ったことで守りに入り、試合終盤に点差を縮められてしまった。それでもポールは「勝ちは勝ち」と淡々と語った。「いつも良い勝ち方ができるとは限らない。試合の大半で良いプレーができていたと思う。明日、今日の映像を見直して、第2戦に向けての改善点を探る」
ポールはマブスに39本もの3ポイントシュートを打たせてしまった点を反省点に挙げ「しっかり守備をしないといけない」とも語った。「シーズンを通してそうやって来た。相手は39本も3ポイントシュートを打った。ルカ(ドンチッチ)以外の選手も抑えないといけない」
サンズは、ポールのほかディアンドレ・エイトンが25得点8リバウンド、デビン・ブッカーが23得点9リバウンド8アシスト、キャメロン・ジョンソンが17得点で勝利に貢献した。
敗れたマブスは、ドンチッチが45得点12リバウンド8アシストと圧巻のパフォーマンスを見せたが勝利には届かず、マキシ・クレーバーがベンチから8本中5本の3ポイントシュートを含む19得点だった。ドンチッチは、第3クォーター終了までに96点をサンズに許したディフェンスを敗因に挙げた。
「今日は守備がダメで負けたようなもの。試合開始からディフェンスがまずかった。改善しないといけない。ウチはもっと良いディフェンスができる。次の試合に切り替える」