レブロン・ジェームズ

56試合に出場してキャリア2番目に最多となる平均30.3得点を記録

現地4月8日、レイカーズは、左足首に痛みを抱えるレブロン・ジェームズが今シーズンの残り試合(8日のサンダー戦と10日のナゲッツ戦)を欠場することを発表した。

3月27日のペリカンズ戦で左足首を負傷して以降、レブロンは6試合のうち5試合を欠場していた。クラブの医療スタッフによる再評価を受けた結果、引き続き治療を行い、完全復活を目指すために今シーズンの残り試合欠場を決断したとクラブはコメントしている。

今シーズンのレブロンは56試合に出場して平均30.3得点を記録し、キャバリアーズ時代のキャリア3年目に記録した31.4得点に次ぐ、キャリア2番目に多い数字となった。また、キャリア19年目のシーズンで平均30.3得点はNBA史上最多得点となる。

セブンティシクサーズのジョエル・エンビード、そしてバックスのヤニス・アデトクンボと僅差で今シーズンの得点王争いを繰り広げていたが、得点王の資格を得るには最低58試合に出場しなければならず、残り2試合の欠場が決まったレブロンは得点王争いからも離脱した。

今シーズンのレイカーズはここまで31勝49敗を記録し、西カンファレンス11位ですでにプレーイン・トーナメントにも出場できないことが決定している。レブロンにとってはキャリア2度目のプレーオフを逃すシーズンとなった。

それでも、指揮官フランク・ボーゲルは「彼はリーダーシップを発揮し、みんなを戦いに参加させていた。それに、彼は今シーズンのチームに対して、与えられるすべてのことをやってくれた。このこと以外には、誰も何も言うことはできないと思う」とレブロンを称えた。

レブロン本人はクラブからリリースが出た後、自身のTwitterで「すべてのことに感謝しているし、あなたたちの愛を愛しているよ!」とコメントした。「今シーズンもフロアにいた時はすべてを出し切った! また秋に会おう」

レイカーズは現地3月23日のシクサーズ戦から8連敗を喫していたが、シーズン最後のホームゲームとなったサンダー戦を120-101で勝利し、ようやく連敗から脱出した。今シーズンは、残すところ敵地でのナゲッツ戦のみとなったが、良い形でシーズンを終えてほしいところだ。