前半だけで18得点を挙げチームの得点頭に
現地4月8日、ウィザーズがホームでニックスと対戦した。
ウィザーズはクリスタプス・ポルジンギス、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、カイル・クーズマの主軸3人が欠場。そんな中、先発の八村は序盤から持ち前の得点力を発揮した。自陣からボールを運び、そのままプルアップで初得点を挙げると、アーリーオフェンスからコーナースリーを沈める。第1クォーター終盤にはポストアップからターンアラウンドシュートも沈め、いきなり7得点を獲得。第2クォーター序盤にはドライブからの力強いプレーでゴール下を決めると、ハリーバックしオビ・トッピンのシュートを後ろからブロックした。
その後もポンプフェイクで相手を飛ばし、ファウルを受けながらシュートを沈める技ありのプレーや、キックアウトしてから外に開き、3ポイントシュートを確実に沈めるなど、このクォーターだけで11得点の荒稼ぎを見せた。
第3クォーターでは3本のフィールドゴールをすべて外し失速したが、最終クォーターに3点プレーとなるバスケット・カウントを決めて、シーズンハイ(タイ)となる21得点を記録した。
試合はオビ・トッピンに6本の3ポイントシュートを含む35得点を奪われ、92-114で敗れた。ウィザーズはベンチから出場した8人全員がターンオーバーを喫するなど、チームで22本のターンオーバーを犯し、そこから33点を失ったことが響いた。
ヘッドコーチのウェス・アンセルドJr.も「ターンオーバーから33失点、これでは勝つのは難しい」と語り、「勝っても負けても内容を求めていきたい。勝ち癖をつけるのが目標で、それを組織の文化にしていきたい」と続けた。
八村については「特に18得点を挙げた前半が素晴らしかった。引き続き特にオフェンスで光っている」と、高い評価を与えている。