『コービー後』のヤング・レイカーズが開幕戦で勝利するも、指揮官ウォルトンは『学びの段階』を強調

『コービー後』のヤング・レイカーズが開幕戦で勝利するも、指揮官ウォルトンは『学びの段階』を強調

2016/10/28 11:00

写真=Getty Images

目先の結果よりチームアイデンティティ構築が優先

10月26日、ステイプルズ・センター。新生レイカーズはロケッツとのシーズン開幕戦に120-114で勝利した。若い選手が多く、今シーズンも苦戦が強いられると思われた中、ジョーダン・クラークソンがベンチ出場ながらもチーム最多となる25得点、ディアンジェロ・ラッセルが20得点の活躍でチームを引っ張り、格上のロケッツから金星を奪取した。

試合後、ヘッドコーチを務めるルーク・ウォルトンは、「試合に勝ててすごく良い気分だ。選手たちを誇りに思う」と勝利を喜んだものの、今はチームのアイデンティティの構築、勝ち方を学ぶ時期であることを強調した。

「今はボールをシェアして、オープンな選手にパスを出すこと、そのチームとしての取り組みに力を入れている。基本的な話だが、誰か一人がパスを出さなければ機能しなくなるかもしれない。今日は複数の選手が動いて、実際に良いシュートを打てていた。これからも選手たちにはオープンな状態ならシュートを打つよう指導していく」

またウォルトンは、後半だけで23得点をマークしたクラークソンを称賛。チームとしての取り組みを理解し、不平不満を言わず『フォア・ザ・チーム精神』を体現したと語った。

「今日のベストプレーヤーは、ジョーダン・クラークソンだ。彼には前半6分しか出場時間を与えなかったが、我々が選手たちに説いているのは個人プレーではなく、チームプレーなんだ。彼は何の文句も言わず、後半に素晴らしいパフォーマンスで応えてくれた。今日の勝利からは多くの収穫が得られた」

今シーズンからアップテンポなオフェンス・スタイルを導入しているレイカーズだが、ウォルトンは就任以降、常にディフェンスの強化に重点を置いてもいる。

この日は前半だけで71点をロケッツに奪われたものの、後半から修正。ロケッツの動きが疲れから鈍ったとはいえ、勝負の分かれ目となった第4クォーターは、ゴール下を支配。リバウンドを奪い続け、失点を18に抑えた。また、試合終盤に相手チームからファウルを誘い、フリースローを獲得する技術に長けているハーデンを相手にしても、積極的にプレッシャーかけつつ不要なファウルを最小限に抑えられたことも勝因の一つに挙げられる。

まだ1試合とはいえ、『ヤング・レイカーズ』の未来が感じられる48分間だった。

ベンチから登場のクラークソンはチームハイの25得点をマークし、勝利の立役者となった。

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