名将ポポビッチがウェイドについて言及「悲しいという言葉は悪いものではない」

2018/10/01
NBA&海外
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グレッグ・ポポビッチ

写真=Getty Images

ウェイドはプレシーズンゲーム初戦で10得点4アシスト

2018-19シーズンでの現役引退を表明したヒートのドウェイン・ウェイドが、9月30日にAT&Tセンターで行なわれたスパーズとのプレシーズンゲームに出場し、10得点4アシストを記録した。

試合前、ウェイドはスパーズ指揮官のグレッグ・ポポビッチとコートサイドでハグをし、言葉を交わした。

ポポビッチは、試合前に「悲しいという言葉は悪いものではない」とコメント。「ドウェインのような選手がいなくなるのは寂しい。自分のチームの選手でなくても良いんだ。ダーク(ノビツキー)も近い将来に引退するだろうし、彼らのような選手のプレーを間近で見られるのは、素晴らしい経験になる。我々は、彼らを一番近いところで見られる。たしかに、そういう些細なことがなくなってしまう。そう考えると、自分もいつかは離れる時が来るのだろうと思ってしまう。誰だって、一生同じところにはいられない」と、続けた。

久々の実戦を終えたウェイドは「疲れたよ。コーチが前半に17分もプレータイムをくれたからね」と苦笑した。キャバリアーズからトレードされて復帰した昨シーズン後半と同様に、現役最後のシーズンも若手を支える役割を担うと見られている。ウェイドは「毎試合でシュートが決まるわけではないけれど、エネルギーや姿勢という部分は自分でコントロールできる。若い選手にはそういう部分をこれからも伝えて、彼らをプッシュしていきたい」と語った。

ヒートとの再契約前に引退を表明したことにより、今シーズンはウェイドの『お別れツアー』という意味合いも強い。もちろん、ヒートは2シーズン連続のプレーオフ進出を狙えるだけのチームで、ウェイドも、1試合でも多くコートに立ちたいと思っているに違いない。ヒートの若手は、球団史上最高の選手の一人と言われるウェイドの背中を見て、多くを吸収していくだろう。