『INSIDE AKATSUKI』は、日本代表スタッフが収録した、バスケットボール日本代表の選手たちの『ありのままの姿』を見ることができる映像コンテンツ。今シリーズでは、ワールドカップアジア地区予選のWindow2に向け強化合宿をスタートさせた男子日本代表候補の裏側を連日伝えていく。

チャイニーズ・タイペイ戦当日。朝のミーティングでは竹内公輔が「新しいチームでの初めての試合は躊躇して上手くいかないことが多い傾向がある。コーチから言われたことをやろうとしすぎて、上手くいかないことが多い感覚があるから、あまり考えすぎないようにしよう」とベテランらしい意見を語った。

試合開始直前のロッカールームではトム・ホーバスヘッドコーチが「自信を持って、迷わないで。細かいことを忘れない、それが日本の絶対ファースト」と言い、選手たちを鼓舞した。

6点ビハインドで前半を終えた日本。トムコーチは「内容的に良くないが、それは直せること。賢さを残したまま、アタックする姿勢を忘れずに」と指示して、選手たちを送り出した。そして、西田優大や富樫勇樹の活躍もあり、第4クォーターに逆転した日本が76-71で接戦を制し、ホーバスJAPAN初勝利を挙げた。

ゲームハイの27得点を挙げた西田は試合後の会見で「自分の役割をしっかりやり続けたら結果もついてきました」と自身のハイパフォーマンスを振り返った。

代表デビュー戦ながら、35分15秒の出場で勝利に貢献した谷口大智は「キャリアで1番出たんじゃないかな。最後は足ガクガクで動いてなかった」と、裏話を語った。メンバーから外れた安藤誓哉は「僕もプレーしたいと思いました」と、触発された様子。オーストラリア代表には島根スサノオマジックでチームメートのニック・ケイがおり、「対戦できるのもこういう機会しかないので楽しみ」と、さらにモチベーションが高まった。

花火が見れるという屋上に向かうと、そこには富樫の姿が。日本生命カップ2021(沖縄大会)の時もこの場所によく来ていたという。谷口、寺嶋良も加わり、沖縄の美しい夜を満喫した。富樫のインスタライブでふざける谷口。打ち上げ花火、一人で見るか?谷口と見るか?