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『バックコート三銃士』をサポートする重要な役割を担う

バックスのマイケル・カーター・ウィリアムズとブルズのトニー・スネルのトレードが成立した。

ブルズのガー・フォーマンGMはウィリアムズについて「バックコートのローテーションに奥行きを与え、チームの選択肢を増やすことができる選手だ」と語る。

ブルズは今オフにドウェイン・ウェイドとラジョン・ロンドを獲得し、ジミー・バトラーとの強力バックコート陣を形成。そのバックアップとしてオールラウンドなプレーが魅力のウイリアムズを獲得した。

ウイリアムズは2014年にシクサーズで新人王を獲得し、2015年途中にバックスへ移籍。14.1得点4リバウンド5.6アシスト2スティールと好成績を収めるが、自身のスタッツとは裏腹にチームは低迷。さらには臀部の故障で昨シーズンは全休となり、バックスに貢献できたとは言い難い。

ブルズは昨シーズンにプレーオフ出場を逃し、このオフには大幅にメンバーを入れ替えた。『バックコート三銃士』を筆頭にプレーオフ進出を目指すチームにおいて、そのバックアップという重要な役割を担うことになる。

一方のバックスは、先発フォワードのクリス・ミドルトンがハムストリングを負傷し全治6カ月の重症。そこでペリメーターのシュートとディフェンスに優れた選手が必要となり、スネルの獲得に至った。

ウィリアムズとミドルトン、2人は奇しくも2013年のドラフト1順目指名選手の『同期』である。開幕まであと1週間というタイミングで新天地へと移る2人にとって、飛躍のシーズンとなるか。

レブロンとのマッチアップ。攻守両面での活躍に期待が寄せられる。